NHKスペシャル「世紀を超えて」

戦争、果てしない恐怖
第1集・戦争の革命
Typed by C.F
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ユーゴ空爆
 米軍を中心とするNATO軍は精密誘導爆撃を行う
 ジョイントスターズ
  地上車両を1両ずつ識別する
 湾岸戦争から情報技術による戦争を示した

戦争、果てしない恐怖
第1集・戦争の革命

米軍・フォートキャンベル基地
 101空挺部隊
  10k人以上が参加した訓練はすべて夜
  AH-1が夜間戦争の中心
   TADS・赤外線暗視システム
   狙撃手の視線に連動
  夜間戦闘
   レーザー照準・赤外線暗視システムにより格段に有利に
ユーゴ空爆
 相次ぐ誤爆
  人的なミスであり命中率は99.6%に達した
 衛星誘導システム
  CALCM・衛星誘導ミサイル
  JDAM・衛星誘導爆弾
   ユーゴ空爆で初めて使用され600発が投下
  GPSシステム
   常に4つの衛星からの情報で自分の位置を知る
国防総省
 湾岸戦争を契機に兵器のハイテク化を進める
 90年代半ばから軍を刷新
 「情報を制するものは戦場を制する」
 Revolution of Military Affairs
  全く新しい戦場を作り出す
  陸軍実験部隊Force21
   全兵器にデジタル通信機を搭載さまざまな情報を共有
   歩兵もコンピューターを携帯
   デジタル化戦場
    無人偵察機や衛星により索敵
    兵器の照準システムに直接リンク

20世紀最初の軍事革命・戦車
 英軍Mark1
 塹壕戦を一新する
  人間主体の戦場を大きく変える
 1次大戦中に潜水艦・爆撃機が登場

ベトナム戦争
 米軍が情報の重要性を再認識
  ジャングルによるゲリラ戦に苦しめられる
  見えない敵
 ADSID・地上センサー
  音振動を感知
  1967から投入、数万個が製造される
  航空投下によりジャングル中にまかれる
  軍事における革命の出発点
 空軍は開戦当初、通常爆弾による爆撃を行う
  出撃回数が増え、1700機が撃墜される
 レーザー誘導爆弾
  1969より投入
  出撃回数と上空での戦闘時間を軽減
  ラインバッカー作戦に最初に投入
   3年かかって落とせなかった橋を1回で落とす
 米国民が数多くの犠牲者を受け入れないことが兵器開発への圧力

トマホーク巡航ミサイル
 潜水艦や艦艇から発射される
 高度情報化された兵器システムによる
  自立的に誘導される:地形誘導と画像認識
 米軍の危険を最小限に押さえる

V1
 巡航ミサイルのルーツ
 1944年1400発がロンドンを襲う

1991年湾岸戦争
 トマホークやステルス戦闘機の実戦による実験
 戦闘の口火を切ったのはAH-1による攻撃
  101空挺部隊・レーダー基地を夜襲
  敵の状況をはっきり見ることが出来た
 トマホークが始めて実戦投入
  戦略拠点を攻撃
  1300km離れた公海上からの攻撃
 F-117
  レーザー誘導爆弾を高々度から投下
 ジョイント・スターズ
  下方監視レーダーで車両を識別
  開発段階だったが現場の要請で戦場に投入
   戦場で神の目となる
   あらゆるレベルの司令官は周辺状況を完全に把握できる
 地上戦2日目
  バスラに向かう国道上にイラク軍が終結していることを察知
  戦闘機やヘリコプターによる精密攻撃を加える
  夜間であっても歩兵一人一人を狙撃できる

コソボ紛争
 より発達した兵器が投入
  ステルス爆撃機B2・無人偵察機プレデター
  誘導爆弾の使用率は開戦当初100%
 NATO各国に米軍が詳細な戦場情報を提供
  核の傘でなく、情報による新たな傘
 一般市民を巻き込んだ誤爆が相次ぐ
  ユーゴ側の発表で2000人
  有毒物質の流出も
 戦争の現実は変化していない・コーナー退役将軍
  流血無き戦いのように見せてしまう
 99.6%が意図された目標に命中
  湾岸戦争時には不可能であったことも成し遂げられた

ベトナム戦争後の戦争
 自国の兵士が死なない