Diary 〜03年11月〜

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11月6日(木)

BOOK 読書

_ 森博嗣を再読中。土曜日に大船にでも出て、古本を確保しておこう。

_ いまさらのようにBK1のブリーダープログラムに参加しました。

BOOK 森博嗣「すべてがFになる」

_ やはり森作品の最高峰だと思う。美しい。

_ 森博嗣「すべてがFになる」【 amazon / bk1

BOOK 恩田陸「クレオパトラの夢」

_ 函館を舞台にしたきわめて恩田陸的なミステリー。シリーズとしてはMAZEに連なるもののようだが、読んでみるとむしろ「まひるの月を追いかけて」に似た感触がある。

_ ちょうど9月に函館に行ったばかりなので、イメージが積み重なって、良かった。そう言えば「まひるの月〜」の奈良と明日香にも以前行った事があったか。

_ もっとも、恩田の描く土地は「そこにあって、そこにないもの」といった感じがあって、例えば「六番目の小夜子」や「球形の季節」の東北の地方都市風の街も、確かに知っている感じだが、やはりどこにも存在しないものなのだ。

_ 経験したことのない世界(「麦の海に沈む果実」の世界)にノスタルジーを感じるような矛盾と、それは似ている。読者の経験に訴えながら、別世界を構築していくような感触である。

_ 恩田陸「クレオパトラの夢」【 amazon / bk1

間違い探し

_ウィトゲンシュタインに学ぶプログラム言語の本質」らしいよ。

_ へぇ〜〜〜〜〜〜。嘘、大げさ、紛らわしいって感じ?

_ 解釈は好きにすれば良いけど、伝記的部分は通説に則った方が。

_ 例えば、公刊されたと言って良いのは「論考」ぐらいで、後は幾つかの発表論文と口述ノートや「単語帳」あたりが、正しく公表されたものだろう。「探求」は公表を意図されて、完成寸前だったけど、彼がGOを出したわけじゃない。

_ いつもの日経と言えば、それまでか。


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11月7日(金)

BOOK 森博嗣「冷たい密室と博士たち」

_ 森博嗣「冷たい密室と博士たち」【 amazon / bk1

BOOK 森博嗣「笑わない数学者」

_ 森博嗣「笑わない数学者」【 amazon / bk1

BOOK 犬上すくね「恋愛ディストーション」

_ 犬上すくね「恋愛ディストーション 1」【 amazon / bk1
犬上すくね「恋愛ディストーション 2」【 amazon / bk1
犬上すくね「恋愛ディストーション 3」【 amazon / bk1
犬上すくね「恋愛ディストーション 4」【 amazon / bk1

BOOK 柳沼行「ふたつのスピカ」

_ 柳沼行「ふたつのスピカ」【 amazon / bk1

おしごと

_ apache の conf。適当に書けば適当に動き、下手にまじめに書くとミスるという意味で極めて Windows 的だ。

_ 実際、きれいなものを書ける人が少ない気がする。httpd.conf-dist の丁寧さがいろいろな意味で影響しているかな。


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11月8日(土)


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11月9日(日)

今日

_ 投票-2拡-冬関係打ち合わせ-秋葉原巡り。

_ 私においては、国において何が正しいかではなくて、自分の権益にかかわるかどうかで選んだだけだな。それが直接悪いわけではないと思うけど。


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11月12日(水)

BOOK 吉岡平「コスプレ温泉」

_ 微妙。拡大の帰り道に買って読んでいたのでさらに微妙。

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BOOK 三雲岳斗「i.d. I 神使いたちの長い放課後」

_ ふつーかな。次の1冊が出るなら買うかーぐらいの勢いはある。

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BOOK 今野緒雪「マリア様がみてる レディ、GO!」

_ イベントものと言うこともあってか、最近数冊の中では一番読みやすい。

_ 今野緒雪「マリア様がみてる レディ、GO!」【 amazon / bk1

BOOK 佐藤賢一「王妃の離婚」

_ 佐藤賢一の作品では、男は常に女がいないとダメな奴として存在していて、その定型さ加減が面白い。他の要素も含めて、適当に1作読んで面白ければ後も読めるし、ダメな人にはダメだろう。

_ 佐藤賢一「王妃の離婚」【 amazon / bk1


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11月15日(土)

BOOK 森博嗣「四季 夏」

_ 天才少女萌え、らしい。実験精神は重要だ。

_ 森博嗣「四季 夏」【 amazon / bk1

ANIME GUNSLINGER GIRL

_ コミックスに忠実だが、言い換えが入っているあたりが深夜アニメの限界らしい。

_ ラストの数カット、優等生同士のぎこちない感じが、頑張ってはいるのだが、ちょっとつらかった感じ。ヒルシャーが最後にトリエラを呼ぶシーンは良かった。

今日

_ 士気の低いままに午前中は今週分の残件処理。

_ 夕方から大船に出て、適当に本を買って、いつものところで遅い昼食。

雑想

_ 一部の作家の限られた作品を超えて、どんな作品でもアニメやコミックスという事にとらわれずに文学を語れるようになったのは良い事だ。ただ、それでしか語れないのであれば、やはり同じなのだ。普遍を掌握していれば、個別においてどこに拘泥しようとさほど問題ではないが、それでもなるべく広くサンプルをとるべきだ。もちろん、教養主義は、それはそれで問題を含んでいるのだけど。


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11月18日(火)

BOOK ゆうきまさみ「ゆうきまさみのはてしない物語」

_ 何よりも時代を思い起こすためのものとして参考になる。

_ ゆうきまさみ「ゆうきまさみのはてしない物語 天の巻」【 amazon / bk1
ゆうきまさみ「ゆうきまさみのはてしない物語 地の巻」【 amazon / bk1

BOOK 山田正紀「チョウたちの時間」

_ すごい勢いで話が発散する。穏やかに進むように見える前半から、怒涛の後半へと進む中で、あふれるアイデアを書きとめただけのように見えて、しかしSFらしい力強さがあるのは良い。

_ 山田正紀「チョウたちの時間」【 amazon / bk1


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11月20日(木)

BOOK 定金伸治「ジハード 3 氷雪燃え立つアスカロン」

_ 変換ミス「アスカ論」ではなく。

_ 集英社文庫化に当たっての加筆分が少なくなっていて、作者言うところの「若書き」(2003/11/18参考)がやはりつらいところもある。ライトノベルだと思えばつらくない程度なのだが。

_ 後、微妙に銀英伝感が漂ってきた。

_ 定金伸治「ジハード 3 氷雪燃え立つアスカロン」【 amazon / bk1

BOOK 高屋奈月「フルーツバスケット 13」

_ 高屋奈月「フルーツバスケット 13」【 amazon / bk1


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11月21日(金)

BOOK 多根清史「未来に残すゲームなコトバ 心に響く名言・格言・失言」

_ 多根清史「未来に残すゲームなコトバ 心に響く名言・格言・失言」【 amazon / bk1

BOOK 西澤保彦「実況中死」

_ 西澤保彦「実況中死」【 amazon / bk1


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11月23日(日)

からおけなう

_ からおけなう。

_ おりくらせんせーがきずいてくれなかったのがしっぱいでした。

BOOK 西澤保彦「黄金色の祈り」

_ この作品には自分がある!と思ってしまうものが、意外に多いのは世界に満ちる問題がさほどバリエーションが多くないのか。あるいは解釈の可能性というものが読者の体験に依存しているからなのか。

_ この作品の「トリック」は、西澤作品の肝である「一人称で語られるものには客観性はない」というテーゼの極北である。そして、それは読者である僕らにおける「語り」においても当然同様であるのだ。

_ 西澤保彦「黄金色の祈り」【 amazon / bk1


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11月25日(火)

週末

_ カラオケ。仕事。後はだらだら。

_ アドバンスド大戦略はやりだすと止まらない。とりあえずポーランドを地図から消してみた。次は史実どおりなら北欧か。かなり前倒して開発を進めているのと、進化(本作では転換)のハードルが低まっているので、主力となる軍団では史実から1年ほど進んだ兵器の配備が行えている。

BOOK 大野木寛「ラーゼフォン 夢みる卵」

_ 物語の「前」の幾つかのシーンを描いた短編集。抑え目かもしれず、好ましげである。

_ 大野木寛「ラーゼフォン 夢みる卵」【 amazon / bk1

BOOK 古本調達

_ 上遠野と森博嗣で手持ちにないものを古本市場とeBOOKOFFで注文。22冊。予想されたとおり、1冊重複して買っていたり。

整理

_ なんとなく日記上の読書関連トピックを整理。ISBNでgrepしたら170冊出てきた。

鯖構築

_ 鯖環境の構築は面白いんだけどねー。それにかまけてもいられない。


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11月27日(木)

BOOK 森博嗣「詩的私的ジャック」

_ このシリーズの通読キャンペーンで重視しているのは、「どんな天才、あるいは天才もどき」が出てくるかと言うこと。探偵役の犀川がトレースするのは必ずしも殺人そのものではなくて、その天才の心の動きなのだ。

_ 全ては真賀田四季という一個の天才に集約するわけだけど。

_ ところで、答えを見ることと答えがわかることは違うし、答えを知っていても演繹の過程を見ることには価値がある。

_ 森博嗣「詩的私的ジャック」【 amazon / bk1

BOOK 注文

_ こんなめーるが。

ゼノサイド(上)
ゼノサイド(下)
海のある奈良に死す
スウェーデン館の謎
ブラジル蝶の謎
ロシア紅茶の謎
英国庭園の謎
BOOK 小川一水「導きの星 IV 出会いの銀河」

_ ふさふさの結実。決して「地球幼年期の終わり」にはならない。もっとも、飛行機を改良させて悦にいるとか、そういう辺りの強さに比べると弱さが残る。その弱さは「第六大陸」の後半での弱さだと思うんだけど。

_ それはともかく、ホウキ状生物が萌える。

_ 小川一水「導きの星 IV 出会いの銀河」【 amazon / bk1


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11月28日(金)

BOOK 森博嗣「封印再度」

_ 創作性のお話。自己拘禁はいつものことなので気にしてはいけない。

_ 創作性を放棄して、模倣に徹する中で、自らを純化するらしい。自由を放棄する自由に近いかもしれない。近いというか、そのものか。自由を放棄する自由は、まさしく自己拘禁なのだけど。

_ つまり空っぽと言うことだ。

_ 森博嗣「封印再度」【 amazon / bk1

坂本真綾様

_自由のハートで」。真綾様らしいタイトルでいいなぁ、これ。

GAME ゲーム部

_ 恒例のカタン。

_ 「これで12が出ても大丈夫だね!!」


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11月29日(土)

BOOK 森博嗣「まどろみ消去」

_ 森博嗣「まどろみ消去」【 amazon / bk1

BOOK 森博嗣「幻惑の死と使途」

_ 森博嗣「幻惑の死と使途」【 amazon / bk1


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11月30日(日)

BOOK 西澤保彦「完全無欠の名探偵」

_ 西澤保彦「完全無欠の名探偵」【 amazon / bk1

雑事

_ じっくり(仕事の)鯖の設定ができるのが、休日だけってのはよくないねぇ。

_ 土曜日はほとんどくたばっていたし。

BOOK 福島聡「少年少女」

_ 福島聡「少年少女 1」【 amazon / bk1
福島聡「少年少女 2」【 amazon / bk1


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