Diary 〜00年08月〜

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8月1日(火)

_ サークルの友人・堤氏から、オリジナル学園物小説を預かる>SSL
他力本願ページになってるなぁ

_ 500万円の中古CD屋でEVAの限定版「EVANGELION-VOX」を入手。
限定版で、美品、付属品完備で500円……時代は遠くになりにけり。
中身としては、特に女声Vo曲に結構良い曲が多い。

_ ところで、「新世紀エヴァンゲリオン」という作品は私が思うに、
作品の、特にアニメ部分だけでは、決して最上級の代物ではない。
何よりもあれが傑出しているのは、あれほど多く他の作品を支配してきたものはないということ。
ゲームやアニメなど、この業界に与えた影響は計り知れないし、
SSなんて独立した文化として生き残るべきものだと思うのですが……


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8月4日(金)

_ MP3プレイヤーに入れる2000年夏(コミ)のテーマを選曲。
思ってたほど明るい曲は入らなかった模様。
以下、曲順を含めてリスト。

_
MAKE YOU SMILE (丹下桜-SAKURA)
CATCH UP DREAM (丹下桜-SAKURA)
I Feel The Wind (丹下桜-MAKE YOU SMILE)
dis-(ClubMixVer) (有坂美香)
BLUE (菅野陽子)
I'LL ALWAYS ON YOUR MIND (EVANGELION-VOX)
ARMAGEDON (EVANGELION-VOX)
UTOPIA (EVANGELION-VOX)
秋ぎつね (谷山浩子-しっぽのきもち)
まっくら森の歌 (谷山浩子-しっぽのきもち)
痛がるほどに抱きしめたい (PATLABOR COMPLETE VOCAL COLLECTION)
地上の星 (中島みゆき)
ヘッドライト・テールライト (中島みゆき)
信じるものに救われる (谷村有美)

_ ちなみに、EVANGELION-VOXからの3曲の選考理由は
後の2つに関しては、それぞれKanonとAirのrap-remixである事
最初の1曲は歌詞に惹かれて。


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8月5日(土)

_ 七夕前夜花火
……音だけ。
雨も降ってたし。

_ 桜さんの「SUMMER BEST MARINE」を入手。
昨日のリストのI Feel The Windはこっちの版に入れ替え。

_ 最近、世間話ばかりでアレなのでコミケ前までに仕上げねばならぬレポートから多少。

_ 問題設定としては、脳や遺伝子に関する研究が自然科学の分野で進行する中で
哲学という立場からどのような態度や思考をとるか、ということ。
つまり、決定論と自由という近代以来の問題意識の現代版。

_ 8月3日付朝日新聞(朝刊)の文化欄・視聴21に掲載された岩井克人氏の「遺伝子解読の不安」は、
ちょうどここを問題にしていて、その中では「言語・法・貨幣」が自由の担保として上げられている。
言語の1つですむとは思うのだけど、その大義の言語を3つに分類してみたとも言えるかもしれない。
論文中で彼はこの3つを表現媒体としているのだけど、もしそうであるなら、むしろ担保として機能するのは、
これらそのものではなくて、これらを要請するような人間の相互行為の方だ、というのが私の最近の戦略ではある。

_ 鶏と卵の問題ではあるので、ここは大きな問題ではないだろうし、
さらには、行為に必要な道具よりも行為が先立つという意味では、論理的に転倒してるのだけど。

_ むしろ、自由という観点はそうした決定論との対立概念ではない、という気もする。
ニーチェが言うところの「Ja sagen」
徹底的に自分の自由にはならない世界や人生に「よし! もう一度」と言えるだけの意志。

_ 後悔や反省ばかりでも構わない。
誇りに思えることや大切にしたいことが殆ど失われていても、
それでも、この人生をもう一度と意志することができたなら。

_


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8月12日(土)

_ コミケ(とお盆)で実家に帰省していたり。
んで、2日目に大学の電源不要系サークルで参加

_ 3日目には売りに専念したいので、委託がある所の本は今日に前倒し
西館から東3ホール(=地の果て)に開幕ダッシュをかましてみたりとあまり誉められたことはしてないのだが……
最近妙に人気の出ている同人アレンジCDなので、大手に人がまわって空いている開幕直後を狙いたかったので

_ 買ったのは「WOODSOFT」さんとか「GML」さんとかで合計12枚
30分で欲しいとこのは買えたのは良かったけどね。
……予算が
感想なんかは仙台帰ってから追々

_ SS関連では、「Fairly Tale」さんの新刊や「Leaf Visual Novel+ Fan Book」を入手
ぱわどる関連ではML繋がりで数冊
あと、雪駄さんが書いてる「Game Deep」も入手しました
こっちも感想はコミケが終わってから書いていくつもりです

_ 肝心のサークルのほうはいつも通り+αといった所
新刊がカタンオンリー誌だったので、この程度なのは宣伝不足だったかも
ま、電源不要系というジャンルだし


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8月13日(日)

_ コミケ3日目

_ 雨。
色々と大変な事態が起きたようで、スタッフ以下の関係者はご苦労様でした。

_ 自分のサークルの売りに専念して、買いはくわね氏らに依頼で
「ねこけり工房」さんと「と学会」だけを入手。
本当は「高瀬亭」さんも買いたかったんだけど、連絡ミスで、うぐぅ
他に、くわね氏が要る?と見せてくれたLFTCG風のフォークソングトレカも。
ともかく、売り子で6時間貫徹
買って下さった方はもちろん、覗いて下さった全ての方に感謝
HM関連2誌はいつも通りの好評。
替え歌も売り切れ寸前。
残余も30以上売れたので、評論としては健闘。
もっともコミケ以外では評論誌の売れ行きはあんまりなので
宣伝や展示に関してもっと頑張れたはずだったのは、反省。

_ 「ガラスの仮面風マルチ」を描いて下さったSue嬢も来場されて
売り子の合間に色々と……

_ お客さんや通行人の方もで、すごく暑そうな全学連のコスプレの方とか
HM12マニュアルは「東芝風」と一見で見破った元フリーマニュアルライターの方とか
#各社毎に雛形的なものがあるそうです
例によってお隣のサークルさんと仲良くなってみたりとか
この手の面白さはどの即売会にもどのジャンルにもあるのだろうけど
やはり、コミケの評論ジャンルが最高

_ お金がなくて選択した部分が大きい売り子専従だったけど
これも一つの正解だろうなぁ


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8月15日(火)

_ コミケの打ち上げと終戦記念日って事で靖国神社見物と徹カラ
参加者はくわね氏、さいとー氏、ちろ氏、おおやうち氏、裕氏。

_ 靖国はなん数日前に見たような人々がいた(コスプレ?(笑))
んで、神保町秋葉原方面に移動する途中、靖国見物だけでは
英霊はともかく戦没者に申し訳ないので千鳥が淵にも
なんか公安が制服よりも多いし<千鳥が淵

_ その後、神保町の三省堂、書泉ブックマート、書泉グランデなどを巡った後
くわね氏と一時別れて、スターバックスでちろ氏と1時間以上時間をつぶしてみたり

_ 飲み会はいつもの安さ(酒量が極端に少ない)に加え、サークルからある程度の援助が出たので、激安。
カラオケも店の割引で食事が3000円分無料だったのでこれまた安い。

_ カラオケでは、Last regrets 風の辿り着く場所 Brand New Heart
White Album Sound of Destinyを制覇してみたりとか
未来形アイドルと未来派Loversの合唱で締めてみたりとか

_ んで、5時に徹カラは無事終了
東京駅に出てみたら、0520発の静岡行が大垣夜行の帰り便であることが判明し、非常に快適。
東北線とのえらい違いに憤慨しつつも、疲れた身体には最高。
むしろ、特急クラスかなぁ。遅いけど、もちろん。
んで、戸塚駅での乗り換えを寝過ごしそうなんで、これを打ってたり。


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8月17日(木)

_ 父親が有給を取ったので、両親と美術館に行くことに。

_ 当初はMM21にある横浜美術館でやっている中国文明展に行くつもりだったのだけど、
桜木町についてみると休館日。
しょうがないので上野の国立西洋美術館の「レンブラント、フェルメールとその時代」展を見に行くことに。

_ 上野恩賜公園はそれなりの人手で特に国立博物館のエジプト文明展が混んでいる様子。
西洋美術館に入る前に、公園内の精養軒で食事。牛タンのフライが美味。

_ 「レンブラント(以下省略)」展は17世紀オランダ美術展なのだけど
展示物そのものにはそれほど……
むしろ、デカルトに近い場所と時間だなぁ、とか。
近くで見てたおじさんが風景画を「写真みたい」と評したのにはそれは違うだろう、とか思ったり。

_ 一言で言ってしまうと良くも悪くも近代って事なんだけど。
風景画が妙に平坦に見えるのは透過光じゃなくて反射光だからだし(写真との違い)
対象は生気が喪失したモノのはずなのに、奇妙に生気がある静物画は不気味だし。
そう、端的に言って不気味なのかもしれない。
モノっぽい中に垣間見える微妙な生気。
神とか魂とかが垣間見える近代前期の思想とも通じるかなぁ、とも思いつつ。

_ 油絵という技法の問題かもしれないのだけどね。
どうも私はあの油絵の肉のような光沢のある厚ぼったい感触が好きになれないので。
その手のものが好きじゃないのは、評論とかでもその辺を避けていることがあることからも、出てるとは思うのだけど。

_ ONE、Kanon、To Heart、White Album、終末の過ごし方、フォークソング
この辺の私が評価してる作品はみんな、その肉っぽい部分を廃しても評論できるけど
雫、痕、終ノ空、フロレアールとかの作品は評価してるんだけど、
肉っぽい部分を避けようとするんでどうしても部分的な評論になってしまう。
(To Heartの)マルチなんて、後者的な側面から見ていくと結構面白いものが出来そうなもんなんだけど。


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8月18日(金)

_ 横浜美術館にリベンジ。

_ 夏殷周のころの出土品の象徴性が多少気になったけど……頭がうまく働かなかった。
人も多くてさ……
四獣を描いたのとかあって、色々実用的ではあったのだけど。央華とか

_ 常設展にカンディンスキーが展示してあったんで
それを含め、クレーとカンディンスキーの絵葉書を数枚入手。
仙台戻ったら、久しぶりに県立美術館にでも行くかなぁ。

_ 帰りがけに地元の古本屋(CDも扱ってる)で一通りサーチをかけ、以下を確保。
TWO-MIX, BPM BEST
ムービック, ONE〜輝く季節へ〜コミックアンソロジー 1&2
多摩豊, ウィザードリー正伝 トレボーと黄金の剣

_ 話変わって。
しのぶさんので、「反哲学的断章」を読まれるとのこと
「反哲学的断章」はまだ私読んでないんで、読了なさったらコメントなどを是非。
#つーか、読めよ<自分


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8月20日(日)

_ 仙台に帰還……中
現在は福島駅にて発車時間(1730)待ち。
土日のこの時間帯は福島競馬場帰りのおっちゃんが酒盛りするので鬼門なのだが。
見事に的中だよぉ。

_ 1145の上野発快速に乗るつもりだったのだけど、
逗子で乗った横須賀線が1045の快速に間に合いそうな印象だったので、
これに乗れれば仙台着が2時間短縮できるので、そっちに乗るべく時刻表と検討してみる。
だが、休日ダイヤのために戸塚で東海道に乗り換えることが出来ず、
品川では30秒差で京浜東北快速を逃して、任務完了。
去っていく快速を前に「ヘッドライト・テールライト」がヘッドホンから流れてみたり。
しょうがないので、後続の快速で秋葉原へ。

_ んで、秋葉原
ぷらっとほーむに行ってみると、河童コア保護銅板にこんな宣伝文句が……
「あなたの大切な河童の頭頂部保護に」
爆笑。

_ 入手したのは、「果てしなく青い、この空の下で…。」
当初はソフマップで中古にしようかとも思ったのだけど、
新品とたいして値段に変化が無いし、評価もそれなりに出てるので、LAOXのザコンゲームのB1で入手。
内容的にも私の守備範囲みたいなので、明日一日突っ込んでみようかと。


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8月21日(月)

_ 一日休み。
期末試験→バイト夏休みシフト→コミケ&帰省、と来たので、
今夏始めての夏休みな一日。
明日からはバイト夏休みシフトとレポート締め切りでの戦い。

_ 朝8時過ぎから昨日の深夜からの続きで「青空(略称)」をプレイ。
エキスパートクリアを達成したので、とりあえずながらも読了。
んで、以下印象

_ 一言で言うと、「フォークソング」+「痕」
まんま痕だという説もあるのだが、その点は「萌え」という概念から排除できる(笑)。
松倉姉妹という猫娘&眼鏡娘も居るのだが、藍は猫の怖い側面だし、
明日菜は別にシナリオやCGの中で属性が強調されてないし。
一方、フォークソングとの差異はというと……
もちろん、シナリオ面での基本的な方向性の違いもあるんだけど、
それ以上に指摘できるのは、「いなか」に対する異者や侵入者の存在だろう。
フォークソングでは志帆が出戻りであるぐらいで目立った侵入者は存在しないのだが、
「青空」では、主人公の正士も一度は「隣街」に出た出戻りだし、文乃は「隣街」的な社会でも異者であった。
もちろん、悪人2人も侵入者であり異者である。

_ そんな中で展開されるシナリオも、フォークソングと痕に雫を切り張りすると
出来上がるような印象は相変わらず否めないのだが(苦笑)、
お約束をお約束として展開するのも才能だしね<とらハとか
その辺に関して(特に始業式から夏にかけての描写は幸せ〜)、不備があるとは思えない。
ただ、宗介&辻男の親父コンビは力入った書き込みが為されてるんだけど
堀田と部下の方々はもっと書いて欲しかったなぁ。紫シャツさんとか。

_ 音楽をこの規模としては多めに収録しているわりに要所でしか流さず、
虫や水の音、あるいは無音を使う技法は結構上手く行ってるみたいだったけど
左に立ち絵・右にスクリプトという配置は、スクリプト読んでると
立ち絵の変化に追いつけないことが多くて、ちょっと辛いかも。
縦書き対応のためってこともあるんだけど、そもそも横書きフォントでは縦書きは読みにくい。

_ ともあれ、この規模の作品の中ではフォークソングやフロレアールと並べて秀作の部類に入るかと
どうしても、いろんな先行作品が気になるのだけど、パロディやオマージュだって立派な表現行為だし、
この業界、大手のだけでもパターンは出尽くした感が有るし

_ しかし、だいだらぼっちは……
つーか、EDテーマ「Nikoensis〜追想〜」の1:45辺りからが、某もの○け姫のED曲に聞こえるのですが、私だけ?

_ 15時前ごろに明日帰省する森氏がやってきて18切符を返還。
茶を飲みながらちょっとばかり話す。

_ その後、コミケで入手したKanonノベル&アレンジサントラ集「天使のお仕事」(アップルプロジェクト)を読む。
同人だし、シナリオにケチつけるのは違うってことで……音楽/CG/システム部は綺麗に仕上がってました。

_ 夕食前には散歩がてら、山を降りてスーパー(松倉商店が進化したようなの)へ。
なんか、関東はまだまだ夏だったけど、仙台はもう秋だった。
山を下りる道の左が神社の山で右が大学の山なんだけど、
神社側ではミンミンゼミが大学側ではヒグラシが鳴いているのに気付く。
神社側の方が標高が比較的低いからなのか、それとも大学のは薬学部植物園で
雑木林とは樹木の構成が違うからなのか、
ともあれ、ちょっと発見。


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8月22日(火)

_ 実家から荷物が届く。
すごい量の同人CD、改めて実感。

_ バイト帰りにTUTAYA広瀬通店でB'zを2枚借りる。
「RUN」「今夜月の見える丘に」
「RUN」収録の「さよならなんかは言わせない」がすごい勢いでONE。

_ なんか、青空への昨日のコメントは誉めてるんだか貶してるんだかだったけど
基本的に評価してますから、大手の仕事だったら許さなかったけどね。
演出不足は脳内補完〜(爆)

_ 考察めいたこと……
悠夏と文乃のED時の発言の差が彼女達を如実にあらわしてるかなぁ、とか。
藍の猫は玲音(lain)の熊に対応できるかなぁ、とか。
藍と真琴……は禁句かなぁ、とか。

_ シナリオの演出不足/スクリプト不足のおかげで、もしかしたら有りがちな展開だったかもしれないのを
上手くごまかしてると言うか、救い上げてる印象。
文乃とか、普通だと最初はかたくなだったのが次第に〜系統のキャラやシナリオなんだけど、
どうもそうは読めないってんで却って面白くなった感がちょっとばかり。
いや、もし狙ってやってるなら最高級の賛辞を、なんだけど。

_ とりあえず、おまけシナリオで全てが許せてしまう、ってのはあるなぁ。


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8月23日(水)

_ バイトの帰りに「八月のノスタルジア」(BeF)を買っていたり。
私の記憶が正しければ、今週末までに最低4000字書かねばならないはずなのだが。
それも、苦手の近代哲学で(爆死)
まぁ、追々……

_ 私はどうもレポートとかで切羽詰ってくると、ネタの沸いてくるタイプの人間のようで、
フォークソングの「陽太&美夏」シナリオって、喧嘩して仲直り、ただそれだけのシナリオ何だなぁ、と思いつく。
単純化して言えば「ただそれだけ」のシナリオは他にも色々有ったけど、
「陽太&美夏」の場合、単純化するまでもなく「ただそれだけ」
余計なものを切り落として行ったら、これが残った、というわけでもなくて、
シナリオ中にはちょっとした挿話や遊びも入っていて、それでいてあの簡潔さと完成度。
もしかしたら、これが本当の意味で等身大の物語なのかも。
毎朝起こしに来てくれたり食事作ってくれたりしないけど、とりあえず幼馴染で
でも、腐れ縁だとか強弁しないで、微妙に何かを感じていたりして。
自然なんだけど、自然すぎない、そんな自然さ、とでも言うべきだろうか。

_ んで、話戻ってヨドバ仙台店からの帰り道、東二番町通→南町通→五橋通→西公園通→中ノ瀬橋と
「空いてる大通り」を快調に飛ばしてたら、中ノ瀬橋で県警がネズミ捕りやってるし
……自転車だから関係ないのだけど。
もっとも、大型のMTBで全力疾走してる上にイヤホンでCatch Up Dreamなんか聞いてたから、
注意ぐらいされてもしょうがないのだが。
でも、この快感は止められないよね。

_ あ、読了されましたか>しのぶさん
反哲学的断章は、ウィトゲンシュタイン自身は哲学の仕事ではないとしたような文を集めたものなので、
何かと取り扱いが面倒なものなのかもしれません……いや、読んでない私が言うのもアレですが。
もし、ウィトゲンシュタインの概説書を読まれるのでしたら、下の二つがオーソドックスに勧められるものだと思います。
特に藤本氏のは原著からの引用が多く含まれているので、摘み食いにも最適です(テスト前にも……)

_
飯田隆 「ウィトゲンシュタイン 言語の限界」(1997, 講談社, 現代思想の冒険者たち07)
藤本隆志 「ウィトゲンシュタイン」(1998, 講談社, 講談社学術文庫1323)


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8月24日(木)

_ フルバの6巻を入手。
レポートはどうなったのでしょう……
んで、5巻では結構攻撃を喰らったけど、6巻は大丈夫だった模様。
今回のクライマックスのアレ(漢の浪漫じゃない方)に関しては、
「青空」、「8月のノスタルジア」、さらには月末締め切りのフッサール関連のレポートも含めて
ちょいと書けそうな予感なので、とりあえず今は保留。

_ 他者/コミュニケーション/言語ゲーム/確実性、という道具立てなので
「残余」収録評論に似たようなのになるかもしれないのだが、
冬コミは油断しているとすぐ目の前なので、今のうちから少しでも考えて書いとこうという計算だったり。

_ あ、
「残余」や「Oh! HM」「HM-12 ベーシックマニュアル」なんかは在庫に存分の余裕があるので(笑)
もし、通販など希望される方が居たら、くわね氏に問い合わせてくださいませ。
「Oh!」や「マニュアル」は「とらのあな」さんに委託販売になるとは思いますが。
私でも良いんだけど、仙台近辺で手渡しでもしない限り、発送はくわね氏の所からになるので。

_ いろんな都合があって、10月下旬ぐらいまでサークル参加は無しってのは
サークルの財政云々以前に、寂しいなぁ。


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8月25日(金)

_ バイト出勤前の8時台。
ふいに文乃EDが見たくなって、シナリオの「冬」部分だけ読み直す。
……「やっぱり」はどういう意味なのだろう。

_ このゲーム、「ヤマノカミ」関連の話がかなりの文章量を占めている割に、
その辺をシナリオ中で上手く回収しきっていない。
もっとも、そんなことは関係ないという書き方&読み方も十分にありえるんだけど
そうだとすると、「ヤマノカミ」を前面に出しすぎで失敗という結論になるのだが……

_ 青空は文乃、藍、雨音に典型的に見られるように、「居場所」に葛藤する人たちの物語なんだけど
ヤマノカミもその辺と絡められるのかなぁ、書かれなかった堀田の物語も微妙にそんな方向性の予感もあるし。

_ でも、カタコンベの死者たちの復活とか、居場所に関連するような気もしつつ
伝統的日本の自然観での「居場所」への見方は、そうした復活とかとは全く逆のアプローチだし。
「ヤマノカミ」が外来系の信仰だとして、その出身地への……
いや、それじゃまるっきりエルクゥになってしまうか(苦笑)

_ バイト帰りに、3ヶ月ぶりぐらいにRave Racerをプレイ。
いつもの(City-TimeTrialMode-12Raps)で、ベストが50.949sec、流したときで51.100台
どっちも気合入れてやってた頃から比べると0.100以上遅い。
足(アクセル操作)はまだ覚えてるけど、腕(ハンドル操作)はかなり忘れてる感じ。
ラインが膨らむ膨らむ。

_ レポート終わりません。
2000から4000字のはずが、1000も書けてないとは


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8月26日(土)


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8月29日(火)

_ ベストラップ:50.922、トータルはミスが多かったんで無視。

_ 月末締め切りのレポート〜〜(笑)
課題は大森荘蔵の「他我問題に訣別」。
時間もないし書きなれてもいるので、いつも通り(苦笑)ウィトゲンシュタインを元に
大森論文を批判する、を準備する時間がないのでただ単に叩く。

_ 課題論文のタイトルからも解る通り、フッサール(現象学)を主なターゲットにして書かれている論文批判を
いかにウィトゲンシュタイン(言語哲学)の領野に引き込んで書けるか、なんだけど。

_ 少なくとも先週苦しんでた近代哲学のに比べれば、よっぽど書きやすいのは確か。
ちなみにこれが終わると次は6日までに清水幾太郎の「倫理学ノート」でレポート。


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8月31日(木)

_ 今日提出期限のレポート、何とか仕上がった模様。
清水幾太郎のは週末に書くつもり。

_ バイト(レポートに追われながらも平日は0900〜1700でバイト)の帰りに
友人と喫茶店にケーキを食いに行って、ついでに夕食をハンバーグ屋にて。

_ その途中、高山書店でフォークソング小説版を入手、帰宅後、読む。
好きだなぁ。
レポート地獄が去ったらまた読み直してみたいです。

_ ゲームの舞台の3類型として、
田舎(フォークソング)、都市(WHITE ALBUM)、近郊住宅地(To Heart)、とか考えてみたり。
んで、田舎@山中ではなくて、田舎@海辺というのを見てみたいかも。
掘り返すとビニール袋とプラスチックの破片が出てくるような砂浜と、
サーファーの兄ちゃんと騒々しい家族連れな海沿い国道のファミレスと、
クラゲとゴミばかり目立つ岸壁と、そんな田舎@海辺なのを見たいなぁ。

_ Kanonが実際の北方諸地域と異なるように、
Airも沿岸諸地域とは異なるんだろうな、とも思いつつ。

_
注記:上記の記述は私の出身地とは何の関係もございません。


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