Diary 〜00年11月〜

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11月5日(日)

_ 親の査察が入ったので更新中止してました。
以下、徒然。

_ 親の査察が入ったので部屋を整理してて、ファイブリアシリーズを発掘。
最終巻を読み返す……マニアックというかネタ満載というか。
山本弘@妖魔夜行と良い勝負。

_ AD98II。
自由主義ルート終了。
パンターIIを使い捨てにできるようなドイツが相変わらず物量な英米連合に加わって、ソ連が勝てるはずもなく。
「ルール・ポケット」さえ切り抜けて、このルートに入ってしまえば後は楽勝らしい。

_ 11/1にamazon.co.jpが出来たらしく。
早速、行ってみるが11/1-2307の時点で鯖が敗北した模様。
試しにコミックスを1冊注文してみる(11/4)。
もっとも、和書は大学生協にネット経由で注文する方が便利で安いのだが。

_ これは結構便利だと思う(東北大限定)

_ 最近の入手品。

Gunter Wand, NDR-Sinfonieorchester - Brahms Symphonies 1,2,3 & 4
IONA - open sky

_









Diary -'00/12





日記帳 〜00年12月〜



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11月7日(火)

_ 黒崎宏「言語ゲーム一元論 - 後期ウィトゲンシュタインの帰結」を求めて文系生協に行ったら、それは棚になくて
かわりに、スラヴォイ・ジジェク「仮想化しきれない残余」(青土社, 1997)を入手してたり。

_ んで、「仮想化しきれない残余」を通読中。
ちなみにこの本、夏コミで出したONE/Kanon評論本「残余」のタイトル出典だったのだが、
私もくわね氏も未読だったので(苦笑)、読んでみる事にした次第。

_ シェリングとヘーゲルを中心に論じてる第1・2章を飛ばして
先に第3章「ラカンと量子力学」を読んでるのだが……
ある意味で、非常に的確な出典/引用であった事が判明。
やばいです。
特に邦訳P.289からの「デカルト的サイバーパンク」の一節なんかは。
今書いてる「プレイヤーの視点について」にそのまま引用できるような感じで、
あるいは、発展させれば例のオタク論(*1)にも適用できるかも。
とりあえず、引用した責任の一端って事で、第三章だけでも読んでおく事を勧める。

_
*1:これに関しては色々な人が議論してるようだが、私に直接関係してるのだけでも整理してみる。
 東浩紀 (hiroki azuma website) 原文「addictionの3つの層」
 C.F くわね氏へのコメント (10/26 / 10/29)
 くわね氏 (伊吹山観測局) 原文へのコメント C.Fへのコメント
 しのぶさん (魔法の笛と銀のすず) 原文およびくわね氏等へのコメント
 うっちーさん (うっちーのページ) 原文およびC.F・くわね氏等へのコメント

_



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11月9日(木)

_ 午前3時ごろ。気分悪くて起きる。
いつもなら睡眠を強行してるのだが、朝からバイトなので、吐く。
ほんとに「いち、にの、、、」で吐ける(*1)とは思わなかった。
しかし、色合いと風味から判断するにどっかで出血してる様子。
潰瘍かな。

_ 今木さんの11/6の記述は、なんというか、色々な意味で勝てないと思った。
言いたいことが既に書かれてしまったということは、敗北なのです。
先越されたではなくて、「本当に」言いたかったことはこれだと思えてしまうから。

_プレイヤーの視点について」はPL、PC、NPC、GMとかの用語を使った方が良いだろか。
検討中。
とりあえず、3節の超越的視点とプレイヤー、を書かないと1節の意味がないので、これが先か。

_
*1:まるしー 池田光流(ここはグリーンウッド)

_



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11月10日(金)

_ この話題には今まで何度も触れてきたので、今回は昨日のだけにしておこうと思っていたが、
しのぶさんの11/9のをみて、やはり書きたくなってしまったので、書く。

_ 日常という事に関して。

_ 私が思うに、日常が永遠とか非日常とかより愛しく思えるのは、
日常がともかくもの「これ」として私にあるからだと思う。
多様な人々の多様な日常のあり方がある事は理解できるのだけど、
「この日常」が私にとっての日常である事は理解不能である……と言うよりも、理解を超えている。
「この日常」がとにかく私の日常である事。
この事は無根拠で唐突で、そして誰にでも妥当する。

_ だから、「この日常」が何故愛しいのかは日常の内容面からは与えられないし、
形式的には誰もに日常があるということが知られるのみである。
それだから、誰かが自分の「この日常」の愛しさを説明しようとしても、
そもそも彼自身にも無根拠であるのに他人に説明できるはずもなく徒労に終わるか、
あるいは、「この日常」の愛しさではなくて、一般に日常が愛しいのだと主張するに止まるのか、のいずれかである。

_ ここで、もう一つ問題が出てくる。
「この日常」ではなく、一般に日常が愛しいという事に限定したとしても、それはどういうことなのか。

_ 「日常は大切なんじゃない。ただ、どうしようもなく大切に思えてしまうときがあるだけだ。
そう思ってしまったときはすでに「永遠」に片足突っ込んでる。」(今木さん 11/01)

_ 愛しいもの大切なものは、既に無いものや望んでも得られないものであると言われる。
だから、日常が愛しく大切に感じられるという事は、その日常を手にしていないことであり、
そういった意味で、「永遠に片足突っ込んでる。」
だが、日常である以上、どのような人でも彼が世界の中にある限り、もう片足は常に日常の側にあるのも確かだ。

_ (過ぎ去ってしまった過去における日常などの)永遠との対比とでしか、今の日常を愛しく思えない。
愛しく思うとか、大切に思うとかは、どうしても一歩引いた反省的なものでしか、成立しえない。

_ この事は敗北かもしれない。
日常を、今ここにある日常を、そのままに受け止めることが出来ないというのは。
だが、日常が「今/ここ」としてのみ、ただ私を通り過ぎていくだけではなくて、
過ぎ去っていった日常という永遠と今ここにある日常と両方に立脚している事もありえる一つの形ではないか。
ONEで最後に見出されるものは、むしろこちらではないかと、私は考えている。

_ 「えいえんはあるよ」

_



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11月11日(土)

_ 寝過ごしてAvantiを聞き逃す。

_ AD98IIは共産陣営ルートに入るべく、ボトムラインをプレイ中。
絶望的状況とはこういう事を言うらしい。
東からソ連軍3方面軍、西から米英軍3軍団。
いかにドイツの兵器が敵より先を行ってようとも、徐々に打ち減らされて行くので……
いなくなる歴戦の部隊とにわか英雄の登場。
何とか先の見えるところまで辿りつけはしたのだけど。
まだ勝利までには時間がかかるなぁ

_ んで、SSLの方をこんな感じ(製作途中)にしようと思うのだが、どうだろう。
目標はシンプルさの追求。
全ての文書にトップページからリンクする事、色設定の解除、テーブルタグの排除、が具体的な手法なんだけど。
既存のと比べて使いやすいかどうか、よろしければアンケートに答えてくださいませ。

_ SSLトップページ変更案アンケート


以前より……

_ 具体的に何かありましたらどうぞ

_

_



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11月12日(日)

_ 返事がない。誰も見ていないようだ…… < アンケート

_ すねてみせても、みさき先輩でもない限り、かわいくないので、やめときます。
んで。ひさしぶりのsense off。

_ "sense"を英和辞書で引くと
1,感覚 2,感じ 3,思慮 4,意味 5,(全体の)意見 6,向き (研究社リーダーズ英和辞典)
この内、順等に行くとなると、1,感覚と4,意味の2つをかけたってのが正解っぽい。

_ んで、"off"ってのは"turn off"とか"switch off"とかの意味だから……
やっぱりフッサール現象学だなぁ。
そもそも、認識→世界の形成、という図式が明確に提示されるのが現象学なわけで。

_ んで、何を言いたいのかというと……
夏少・お悔やみの部屋」さんとこにある文章に反論したかったらしい。
#が、資料も時間も不足している……

_ まぁ、エンディングはどうかと私も思いますけど。
あれは真琴EDと同じだと思い込んでますから。

_ つーか、(夏少さんに限らず)皆さん近代がそんなに嫌いですか。
文学や社会学ではどうか知らないけど、哲学ではどんなに「現代的」な思想も近代を無視出来ないはずです。
何より「古い」思想などありませんから。

_



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11月13日(月)

_ アンケート、回答頂いてありがとうございました〜
機能的だがデザインに欠けるとの意見が大多数でしたので、
その辺考えてページ構成やり直してみます。
ちなみに回答者数はIRC/日記のフォーム/文学部のエレベーターでそれぞれ1名様でした(笑)

_ んで、冬コミ……真っ萌え燃え尽した模様。(*1)

_ 呆然のあまり、鯖機"Mishion"のメールサーバー設定をして逃避する私。
これで、SMTPとPOP3も立ち上がったので、既存のHTTPとFTPと併せて
必要な機能がcfarrel.yi.orgから提供できるようになったらしく。

_ ……ではなくて。
落ちてしまったものはしょうがないので、豆満江開発機構の次回サークル参加は
2/12都産貿の「Bright Season 8」と「Brand New Leaf 7」になるでしょう。(*2)

_ そうそう、AD98IIはボトムラインを終了。
共産陣営ルート「プロレタリアートの夜明け」に突入。
……いきなり首都の上に米軍空挺小隊がいるし。
これは、ソ連軍が味方についてくれるまで地獄だなぁ

_
*1:本来、私は使わないはずの文字装飾を使うぐらいに。
*2:両方(笑)

_



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11月14日(火)

_ GPM買いに行ったら、ヨドバシもLAOXも品切れだったので、PS oneだけ買ってきました。

_ONE卒業文集(仮称)」という企画が立ち上がりました。
論考執筆、討論参加など、参加してくださる方を求めています。

_



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11月15日(水)

_ SSLのトップ
従来のデザインを生かしつつ、内容を整理してみました。

_ PS oneの動作確認用に中古380円也で入手したRage Racerが結構面白い。
まだ、ドリフトの感覚がつかめないんだけど、ステアとフットペダルがあれば……
んで、しのぶさんの言うSTG観って、
当然ながらレースゲームにも通じる所あると思う。
ちなみに私は、プレイしてる姿をロボットだと言われたことがありますが。

_ これって、東二番丁通にある七十七の並びのロシア正教の教会じゃないかな。
もっとも、ロシア正教な以上、「二日町北四番丁の近くにある教会」とは外見は違いそうなのですが。
<連載は読んで無い人
#厚生病院の裏にある北三番丁教会なら

_ あ、どうぞ参加してくださいませ〜
と言うか、「残余」やマルチ2種も購入してくださってたのですね。
ありがとうございました

_



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11月16日(木)

_ GPM入手。プレイ中。

_



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11月21日(火)

_ 週末、徹底的にGPM。
購入からの総プレイ時間は軽く40時間は越えてる模様。

_ 10日の文への、しのぶさんのコメントに関して。
ONEやKanonで重視されてるのって、自分(主人公)やその周辺の人々の未来や行為や人格を
規定したり構成したりする要素だと思うのです。

_ たとえば、「えいえんはあるよ」という言葉は、
単にどこかに「えいえんの世界」があるという事の分析的な言明ではなくて
その言葉によって「えいえんの世界」を作ってしまったりする構成的な言明なのです。
七瀬の「乙女」とか、舞の「守ってるから」とか、佐祐理さんとか、茜とか。

_ 思い出は、今の私が過去になした事、という形式以外ではあり得ないので
今と結合する事によって、今の私との関連性を持つ事によって、
単なる空虚な出来事の記述とは区別されます。

_ 浩平がみさおと果たせなかった約束を、今度はちゃんと果たそうとする時、
それは彼自身の内部に止まる代償行為ではなくて、確かにみさおとの行為の一部でもあるし
もちろん同時に、それは彼女との行為でもある。
そんな感じです。あまり厳密ではありませんが。

_



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11月26日(日)

_ 先週の80%ぐらいのモチベーションでGPM続行中。

_ ……とか書いたのが2300ごろ
その後、プレイを続けて日が変わった0100過ぎにSランクEDを見る。

_ ゲームは終わらない。

_ 最近の入手品。

梶尾真治 - おもいでエマノン (徳間デュアル文庫)
深沢美潮 - デュアンサーク7 氷雪のオパール(上) (電撃文庫)
KARL JENKINS - ADIEMUS IV -THE ETERNAL KNOT-
KARL JENKINS - THE BEST OF ADIEMUS -THE JOURNEY-

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11月27日(月)

_ 80%

_ くわね氏の新作
笑えるような、笑えないような……

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