_ 「ONE卒業文集(仮称)」のネタを考えてて、一冊の同人誌を発掘。
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U-kiさん(Cyber Prison No.6 / 私立東鳩学園分校No.6) 「新勢力!Tacticsの威力を見よ!『ONE』〜輝く季節〜」
(幸福の学習と科学, 雷撃Gマガジン 98年夏号 LEAF/Tacitcs/センチ特集 収録)
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WA評論を求めて買ったこの本で推奨されて、ONEを入手したのが始まりだった。
思えば、誰かの評論に触発されてゲームを入手すると言うのの始まりでもある。
今となっては、以前プレイした良作の後継でもない限り、
誰かの評論を読まずに入手する事など殆どないのであるが。
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TEAM EDGEの速度比較表(3.x)によると、Pentium4 1.5GHz PC800 Win2k-Serverが
2.4hという驚異的な数字を叩きだした模様。
同じく速度比較表によれば、極限までFSBを引き上げた河童(170x5.5=935MHz)が
3.69hである事を考えると、にわかには信じがたい数字なのだが。
平均値ではなく最速値が投稿された可能性もあるが、そうだとしても平均3h台は堅い勘定になる。
ともあれ、追実験が望まれる。
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む。くわね氏の記述を見ると、昨日私が書いたのとは微妙に違うな。
私は、この世界に既に提示された「浩之のマルチ」から「浩之の〜」性を取り除いたマルチが
同じこの世界の未来のある時点において「僕の〜」性を持って表れる可能性がある、と考えていた。
一方くわね氏は、「浩之のマルチ」がいる世界とは別の世界であるこの世界に
「僕のマルチ」が表れる可能性がある、と考えていた模様。
どちらも、マルチは人造物(artifact)であるが故に、「誰々の〜」性以外の全ての性質が
汲み尽くす事が人間に可能であることが第一になっているのだが。
専門用語で言うと、私が考えていたのは述語論理の枠内で、くわね氏のは様相論理の枠内で、という事になるかな。
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マルチと言えば、以前に書いた事は訂正の必要がある事に気付いた。
問題なのは選択肢がいくつあるかではなくて、選ばれた選択肢に根拠が無いように思える事なのだ。
マルチには選択肢が1つしかない、僕らには2つ以上ある、だが根拠という点では選択肢がいくつあろうと差異はない。
それはただ単に可能性における量的差異なのだ。
問題なのは、あれでも良いしこれでも良いと、どれを選ぶかについての根拠がない事だ。
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そこに根拠を与えるのが、現実だと思われる。
現実にそれが選択されたという事、その選択肢を生きたという事が、選ばれた選択肢に根拠を与える。
ダイスを振る前にはどの目が出る「べき」であるかの根拠はないが、振られた後であればその出目には根拠がある。
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過去や未来についても拡張できる。
過去がどうであるか、未来がどうであるか、これらは現在何をするかに依存する。
だから、選択肢は現在だけのでも未来に向かってのだけでもない。
過去現在未来を貫くような選択肢が僕らの前に提示されている。
_ ダイスにいかさまがないと解ったら、それを振ってみれば良いのだ。
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雪駄さんに誘われて、WhiteさんとこのGame DeepでGPMの対談をする事に。
とりあえずは対談に参加するだけなのだけど、もし時間あるなら、
「プレイヤーの視点について」をGPMにまで拡張した上で完成させたのを投稿するかも。
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懲りずにえいえんとか考えてみる。
浩平がもっていた問題点は、みさおに拘泥しつづけた事ではなくて、
その拘泥すらも捨ててしまおうとした事か。
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どんな事でも仮象化し、捨て去る事ができる。
どんな支離滅裂な物語にも、筋をつける事ができる。
覚えていた事すらも、忘れてしまえばよい。
他人との関わりを、無意味なものにしてしまう事もできる。
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だが、そのような試みには常に異議を唱えてくる引っ掛かりがある。
身体性、文脈、思い出、他者。
そうしたものは全く根拠を持たないが故に、それらを無視しつづける事は出来る。
だが、神ならざる人間はそうしたものへの根源的傾向性をもっている。
無根拠なものへの拘泥。
何故これが選択されるのかは解らないが、だがこれでなくてはならない。
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そうした拘泥を全て断念してしまう事が永遠への通路となる。
あの1年間、浩平はどこにも行っていないのかもしれない。
世界の他ならぬここに存在するという事を断念してしまえば、
ここにいなくても良いのと同時に、どこにおいてもいてもいなくても良いという事になろうから。
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「えいえんはあるよ、ここにあるよ」
この呼びかけは全てを断念してしまおうとする浩平を救おうとしたのかもしれない。
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> 要するに、永遠なんていう物は実際には無い。でも、永遠の存在を想い信じることは出来るであろうということ。
この下りには、大いに同意なのです。
ただし、うっちーさんと私とでは表現では一致しても、その詳しい含意では一致しないのですが。
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私の考えでこの表現を補うと、えいえんはその存在を思い信じる事で、
少なくとも思う主体にとっては、実際に存在するものと呼ばれるだけの資格をえる。
ただ、ここで注意せねばならないのは、思う主体が個人のレベルに止まるならば、
それはやはり単なる独断になるであろうという事である。
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ここで、この独断の罠から救い出す要素として、私は他者という要素を考えている。
他者と共にえいえんの存在を思い信じる時、他者と共に行為した思い出や
他者と共に行為しようとする約束という形を、えいえんは持つようになる。
えいえんは常に、現在から過去/未来へ、思い出/約束という形で、展開される。
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更に、問題は続く。
この「えいえんの展開」作業に私と共に加わる他者が既にこの世界にない存在である場合は、どうであるのか。
つまり、みさおや一弥と共に浩平や佐祐理さんがえいえんを展開していくという事はどうか。
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私はこの場合も許容と考えている。
ただ、この場合は「えいえんの世界に行く」と等価であるとも考えている。
えいえんの世界に行くか行かないのかという問題は、こっちの世界に居るヒロインと
えいえんの世界のみさおとの、浩平を巡る取り合いのような気もしてきている。
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永遠/えいえんには3つの類型が挙げられようと思う。
1、現在いる他者と共に展開したえいえん = ONEで肯定されるもの
2、現在いない他者と共に展開したえいえん = ONEのえいえんの世界
3、全ての特殊性や拘泥を断念してしまうような永遠
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気がついたら、20世紀も後2週間ですよ。
まぁ、それはどうでも良いと言えない事もないのだが
コミケまで2週間切ったってのは実感なくて困る。
2日目西館で戦う覚悟がまだ出来てない。
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ついでに言うとクリスマスまで1週間だったり。
去年は24日を有明で過ごしてみたりしたのだが、
今年のクリスマスイブの夜は帰省中の列車の中で過ごす気配。
そろそろBGMを選曲しておかないと……Powder Snowとか。
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んで、今冬のテーマの選曲もかねて、MP3を整理していて
久しぶりにAIRのオリジナルを聞く。夏影とか、銀色とか。
……抑圧していたトラウマに出遭った気分。
システム論を考えてた頭が一気にシナリオ論に引き戻される。
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いや、システム論とシナリオ論は、究極的に一緒なんだけど。
それらを考えている、そしてゲームをプレイしている、たった一つの存在で
それらは合一する。つまり、この僕だ。
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ゲーム世界(第6世界)や現実世界(第7世界)を構成し、過去(思い出)や未来(約束)を確実に(えいえんに)し、
世界を絶えず再構成している僕は、世界全体に関わりながら、同時に世界から徹底的に引き離されている。
そこに悲しみが、欠落がある。
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世界をいかなる姿にもする事のできる自由と、世界に関わる責任と、その重荷から逃れようとは思わない。
構成された世界は、僕が愛するが故に、そのようであるのであるから。
あるいは、僕がそのように構成するが故に、その世界を愛するのかもしれないが。
ともかく、世界との間では、僕は欠落を感じない。
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だが、
僕は、世界を構成した事を、誰かに誇りたい。
僕は、誰かが構成した世界を、称えたい。
僕は、誰かと共に、世界を構成したい。
_ 徹底した仮象化作用の果てにも、依然として残余が発見される。
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IBMのSpace Saver IIを求めて、店を巡るがさすがに置いてなかった。
ThinkPadのにそっくりな(ポインティングデバイスもついてる)やつなのだけど。
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んで、代わりに新星堂3Fにて散財。
帰宅後、冬テーマを選曲、MP3プレイヤーに転送。
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明日、16時発の列車にて帰省予定。
なんか、今回もどっかで止まりそうな気配が……
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冬テーマ
Izzy - Song Of The Siren
meav - Im a Doun
Barbara Gosza - Purify My Heart
Iona - open sky
Jadranka - Moon Will Guide You
Sheila Chandra - Ever So Lonely Eyes Ocean
おおたか静流 - The Voice Is Comming
B'z - どうしても君を失いたくない
B'z - さよならなんかは言わせない
B'z - 恋じゃなくなる日
B'z - 月光
B'z - いつかのメリークリスマス
山下達郎 - Christmas Eve
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最近の入手品
I.カント - 啓蒙とは何か 他四篇 (岩波文庫)
L.ウィトゲンシュタイン 黒田亘編 - ウィトゲンシュタインセレクション (平凡社ライブラリー)
Barbara Gosza - PURIFY
Jadranka - Moon Will Guide You
Gifted Women Of The World
加古隆 - パリは燃えているか
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