Diary 〜05年03月〜

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3月1日(火)

今日

_ ddとfsckとで終わる一日。


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3月4日(金)

今日

_ 雪が降っていた。例によって蛇窪の辺りで抑止を食らったので品川・神田乗換えで四ツ谷。

_ 南国ドミニオンをやっているが、何をすれば良いのかが見えない。

BOOK 藤崎慎吾「クリスタルサイレンス」

_ 近未来ネットと縄文+森林。前者は今ひとつだったけど。この後の作品である蛍女でみせた後者の部分での力のほうはこちらでも良かった。前者の部分は、時代が作品描写とは異なる方向に向かっているのが見えている、というのがあるのだろう。

_ とりあえず、ラストの火星描写が好きだ。

_ 藤崎慎吾「クリスタルサイレンス 上」【 amazon / bk1
藤崎慎吾「クリスタルサイレンス 下」【 amazon / bk1

BOOK 日日日「ちーちゃんは悠久の向こう」

_ 一見ライトノベルだけど、解説にある通りどっちかといえば文学。ライトノベルじゃない点としては、キャラクター配置のバランス感、キャラクター設定の統一感、ストーリー展開の支離滅裂さ、とか。

_ 主人公の状況への流され加減がリアルでありつつも、ちーちゃんに問題が集中しなくなってしまうので、「砂糖菓子」みたいな切実さは弱いかもしれない。もっとも砥がれてない刀のほうが斬られた時痛いというのはある。

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3月5日(土)

今日

_ 朝から恵比寿。中田さんと10時に待ち合わせていたが、通常14時出勤の中田さんが当然来れる(起きれる)はずもなく遅刻だった。15時過ぎのSSLで帰宅したが、休日なのでSSL特別快速は恵比寿通過で普通逗子行を20分待ち。

メディア芸術祭とおたく展

_ そう言うわけで2時間ぐらい暇だったので「アップルシード」を見た。相変わらず咳き込んでいた。

_ その後中田さんと合流して、メディア芸術祭とおたく展を見た。おたく展は例によって世間のおたくの皆様には不満のようだが、あんなものかな、と。もうちょっと広い箱で実際にレンタルショーケースの中身が買えるとか、列整理芸が披露されるとか、そういう展示があれば面白かったか。特に展示内容には違和感はなかったけど、元同僚でスタッフのtnbさんとか普通にコミケ準備会であの展示にかかわってるし、私もたいがい中の人なので。

_ メディア芸術祭はもっと計画的に上映スケジュールあわせていくべきだったかも。


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+ スギモト 『おたく展があと1週間遅くやってたら見に行けたのに… 簡素なモデリングなのにテクスチャとして写真貼り付けてリアルに見せてる割り切りっぷりのいい(TVではそう見えた)オタク部屋ジオラマとか見たかったです。』


3月6日(日)

今日

_ 高校部活のOB会。ちょっと久しぶりの人に会ったり、いつもの後輩たちと話したり。

_ 戻ってから、「奇術師」を読んでいたが、フィラデルフィアエクスペリメントを思い出すのに400P近く費やしてしまった、かなりショック。その手の常識レベルの連想能力が鈍っている気がする。

_ そういうのもあわせて今何を学んだり訓練したりすれば良いのかが見えていないな。職場でやっていることも、できることはできるし、できないことはできないという感じで行き詰っているし。転職するにも似たような職種では結局変われないかと。大体、仕事は食うためのものと割り切るかどうかも微妙。

ANIME AIR 9話

_ 頭20分ぐらいは置く。カラスさんきたー。ちょっと離れてみて追って来たら〜はあったのに、覚悟はできてる?はなかったのが残念ではあるが。3回残してAirに突入したのでさらに期待してみる。

EVENT「させぼミニコミ市場 あるばれすと 2005」

_ あるばれすとに参加するので、チケットを予約。さすがに航空券は高いのと、黒も多少積み上がっていたので、サークル経費で。14日までに株主優待券を買って決済すること。4月に入ったらみどりの予約もだ。GW期間の上に仙台と違って街に馴染みがないのでいろいろ多少早めに手配。

5月4日(水) ANA 241 東京(羽田)(07:30) - 福岡(09:15)
5月5日(木) ANA 670 長崎(19:30) - 東京(羽田)(21:10)

_ 申し込みジャンルはPinky:stで。

BOOK 早川いくを「へんないきもの」

_ 実在する珍妙な生物の紹介、というかネタ本。生き物も変だがライターの方が変だな。

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BOOK 津田雅美「彼氏彼女の事情 20」

_ みんな幸せに後1冊で終了という感じ。正直群像劇が終わった後のだらだらは微妙だったな。

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+ ynakata 『ほら、覚悟する主体はいないからー。』


3月7日(月)

今日

_ ドキュメントを読んでいたら倫理ネットワーク図という語が出てきた。とてもすごそうなネットワークだ。

BOOK クリストファー・プリースト「奇術師」

_ 20世紀頭の奇術師対決の話。それなりにトリッキーだけど、全体は普通にエンタテイメント。映画化されるらしい(後書より)ので、そういうのに向いている作品。ラスト近くのホラー風の部分も映像がないと普通にSFだし。

_ クリストファー・プリースト「奇術師」【 amazon / bk1


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3月8日(火)

今日

_ 昨日の夕食量の調整に失敗したので、左脇腹が痛む。通常は右脇腹(十二指腸の閉塞部とか吻合部があるはず)なので、ちょっと危険かも。バイパスは左側に作ったんだっけか。気分や生活状況の悪化が波及しつつある。木曜は内科の受診日だが、まだ数字には出ないだろう。

_ 鳥の詩を鳥の唄と誤記すると、もうあと少しで島唄だ。

テキスト書き

_ 最近仕事でドキュメントを書くことが多い。今までだと、適当に脳内で整理->適当なメモだけ残して終了、だったのがそれなりに人に見せる形に仕上げなきゃならない。お客さんとの調整事項でも、適当なメモを元に話す->ヒアリングして調整完了->確定事項を後でメール、といった手抜き手順では済まないで、先方に選択肢提示のシート作り->説明->確定ドキュメント、ぐらいは必要になる。もちろん、そのためのコストや体制が見込まれていれば、この方が正しい。

_ 仕事以外でも、最近は特に誰かから求められなければテキストを書かなくなっているので(そしてそれは長期戦略的にはたぶん不利なので)、いい機会だと思うべきなんだろう。多分。


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3月9日(水)

今日

_ ドキュメント書き継続中。……書きって言うか、書き直しなのが萎える。レポートの書き方ぐらい高校で身に着けてよね、という感じ。

_ 夕飯を食べていたら親戚の訃報が入った。週末、かな。

BOOK 森谷明子「れんげ野原のまんなかで」

_ ミステリフロンティアの新刊。図書館を舞台にした短編連作、という所までで見えるように殺人系の話は少なめ。加納朋子とか米澤穂信とかそういうイメージ。題材になる本が海外絵本だったりするので、その辺はちょっと遠い感じ。小学校のころはあまり図書館に行かなかったし。

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BOOK 岩根圀和「物語 スペインの歴史」

_ サブタイトルに「海洋帝国の黄金時代」とある通り、レコンキスタから無敵艦隊までの黄金時代が中心。著者の専門で同時代人のセルバンテスの苦労話という気もするが、イスラムとの関係とかでEU2やCKのマップが思い浮かんだあたり、件のゲーム参考書として良いかもしれない。

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MUSIC 石田燿子「all of me」

_ 「真実の扉」とか「Platinum」とか。前作から2年も経ってたりするが、当時の新曲の「真実の扉」は今でも強い。

_ 石田燿子「all of me」【 amazon


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3月10日(木)

今日

_ 自社持ち帰りでドキュメント作成。実はこっそり暇だったりするかもしれない。

BOOK ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「星ぼしの荒野から」

_ ティプトリー・ジュニア後期の短編集。例によって、素敵ディストピアか美少女登場するも(宇宙の)向こう側に行っちゃうかという感じで。購入直後に読み始めたものの途中で放置していたのを、再度頭から読み直したのだが、妙にスムーズに読めるのは最近の私に萌えが少ないからだろうか。

_ 表題作の天才美少女も良いが、最後に収録されている「たおやかな狂える手に」の二回か三回ぐらいひねった後にたどりつくラストシーンが好きだ。

_ ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「星ぼしの荒野から」【 amazon / bk1


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3月11日(金)

今日

_ 12月休職してた分の健保給付金が振込まれてた。これで引越し予算が。

引越し

_ 4月頭に引っ越します。引越し先は今の部屋から200mぐらい。母親の事務所と同居するので、電話とかアクセスラインとかネットワーク構成とか考えないと。

_ 手続き列挙
・不動産屋:退去日通知
・市役所:住民票・下水道
・県庁:住所変更(医療費関係)
・県営水道:上水道
・NTT:現状フレッツ解約・Bフレ引き込み・電話関係
・東京電力:電気
・東京ガス:ガス
・鎌倉ケーブル:CATV
・かもめインターネット:/29サービスの変更
・IIJmio:動的IPサービスの変更
・郵便局:転送・住所変更
・銀行:住所変更
・病院:住所変更
・職場:住所変更

_ 引越し先は4/1から使えるので、引越し先の設備を整えつつ、16・17で今の部屋を引き払うかな、と考えてる。


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3月12日(土)

今日

_ 部屋でだらだら。ラジオはゲームをやるには良いが、テキストを読み書きするには向かない、とか。

_ 夜は大叔父の通夜。エンジニアとしてこの人くらいの所まで行ければ、とか考えていた(職種的に無理か)。戻ってmixiの関連コミュの書きこみを見て、改めて故人の存在感を知ったり。祭壇にはここの最後の2枚の写真が飾ってあった。

BOOK 新井輝「Room No.1301 #5 妹さんはヒロイック?」

_ 毎度のエロゲーテキスト。役回り的に男性キャラかと思ってたのも女性キャラで、当然のように(以下略。

_ 絞れていない焦点といい、流されっぱなしのキャラクタといい、素敵にだらだらで、なおさらエロゲー感が増している。嫌いだとか、つまらないというつもりはないし、むしろ好きだし心地よいのだが。だらだらと心地よく読めるライトノベルは数あって、それでも継続して読んでいるのは、このシリーズのエロゲー感が好きなんだと思う。

_ 新井輝「Room No.1301 #5 妹さんはヒロイック?」【 amazon / bk1

BOOK 成田良悟「デュラララ!!x2」

_ なんとなくミステリ分を感じるのは私がミステリ読みだからだろうか。この作者の他のシリーズもどこかそんな感があるかもしれない。無茶な設定のキャラクタを無茶に動かしているように見えて、その実計算高いストーリーとか。

_ 成田良悟「デュラララ!!x2」【 amazon / bk1

ANIME Air 10話

_ 先週期待したほどの攻撃性はなかったか。冒頭の3rdインパクト風の赤い海と、手を振る子供たちは素直に良かったのだが。ポテト、佳乃、遠野さんの登場は普通。その後のハイペースさは特にどうでもいいのだが、ゴール連呼する往人さんは無用だったな。

_ ゴールまでしか頑張らなくて良い感じだ。頑張るのはゴールのためではないし、「お前のそばにいるだけで良かったのに」の解釈問題か。「傍にいる」と「笑っていろ」が人としては達成不可能で、そのためにからすという「存在しながら、いない」黒子の姿となったわけだけど、それは同時に翼あるものという同一性を(以下略。

_ そんな感じで細かい機微にうるさい向きには不評であろう今週のAirでした。


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3月13日(日)

今日

_ 渋谷で映画「カナリア」。横浜で佐世保行のチケットを発券して、井門とまの森を覗いて戻る。

MOVIE カナリア

_ 例によってthen-dさんに誘われて。サイトや劇場の煽りは新興宗教話が中心だが、本質は普通に少年少女のロードムービー。とりあえず谷村美月(由希)がやばかった。

_ 子供を中心に見るなら、そこで行われたことは単に虐待で、その場が教団なのか家庭なのかという差でしかない。そういう点では光一(教団)と由希(家庭)の差はない。時折描かれる教団に関係するすべて(「加害者」も「被害者」も)に対する社会からの抑圧は教団の例のほうが大きいだろうが、売春で金を得ようとする由希の生活そのものも社会からの抑圧であり暴力だろう。

_ ありふれた表現だが、教団での虐待という大きな暴力が家庭の中にまで入り込んできた例が由希の例であり、10年という歳月がたった現在においてより重要なのは後者なのではないか。親・カルト教団・社会といった大きな敵と戦った光一が大いなる敗北の末に得る大いなる悟りは、失笑ものの過剰な演出(外見の変化)とともに、皮肉ですらない絶望のように思える。それは大きな敵に対する明確な敗北、自らも大きなものを得るという敗北である。

_ それゆえに、むしろ現在の僕らが共感できるのは、由希の方であり、由希を覆い続ける私的で閉塞感あふれる見通しの悪さである。世間的には由希の世界観をセカイ系と呼び、一方で「カナリア」の物語を「開かれている」と評する。だが、10年前のオウムの記憶を風化させないという意志は、そのまま60年前の戦争の記憶を維持しようとする意志にも通じる。そうした「大きな物語」へと人々を組み込もうとする意志こそ、カルト教団の意志であり、子供に対する意志ではなかったか。

_ 「子供は親を選べないのに、親は子供を選ぶのか」という由希の叫びはむしろ「カナリア」という物語に帰ってくるのではないか。より正確には「カナリア」を作る・見るという行為における意志に対して戻ってくるのではないか。

_ まぁ、そういうわけで真面目にとると二流の説教なので、普通にロードムービーとして捉えるのが良いと思う。っていうか、谷村美月がやばい。ローティーンの(以下略


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3月14日(月)

今日

_ ないむね。気がついたら新宿着という感じ。

_ そして今日もドキュメント関係仕事。……テリアドロップアタックって。


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3月15日(火)

今日

_ ソウヤーを読みながら出社。

BOOK 村山由佳「青のフェルマータ」

_ 村山由佳らしい作品なんだけど、なんか微妙。語られる思考や感情に共感・実感できないんだろう。村山由佳は中高の頃に読んでいて、再読し始めたのだが厳しいかも。

_ 村山由佳「青のフェルマータ」【 amazon / bk1


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3月16日(水)

今日

_ 四ツ谷勤務ながら、午後は茅場町と秋葉原。特に戻る必要もなかったので、秋葉原のMOSで2時間ほど作業。そして、昨日買い損ねたPSPのソフトケースとUSB給電&データケーブルを入手。

_ ちなみに昨日はキハ58系ちどり旧色x2+一般色x3、キハ185系九州横断特急を入手していた。

BOOK 西澤保彦「両性具有迷宮」

_ 森奈津子シリーズ。シリーズというか森奈津子の魂乗り移ったんじゃないだろうか。普通にエロ小説の気もする。

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BOOK 矢崎存美「ぶたぶたの休日」

_ ぶたぶたシリーズ。短編集なのでどれも軽く。

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BOOK 矢崎存美「刑事ぶたぶた」

_ ぶたぶたの本業である刑事な日々。こっちは短編連作の形式。

_ 矢崎存美「刑事ぶたぶた」【 amazon / bk1

BOOK 西田理英「部活動 1」

_ 西田理英「部活動 1」【 amazon / bk1


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3月18日(金)

今日

_ へれへれ出社。郵便局によって、日曜日に買った航空券分を引き出したり。

_ 成田-仙台の超割設定なんかあるんだ。成田に行くだけで新幹線に負けそうな気はするけど。

_ 「ご注文機種: デル W2600 26インチワイド液晶モニタ <TV機能付>」だそうでございます。

RAIL TOMIX キハ58系

_ 火曜日に井門の委託品で入手したもの。HiGrade製品なので基本的な作りは良いのだけど、連結面間隔が狭すぎてR243をクリアできません。同じカプラーでも50系とかキハ120はクリアできるんだけど。まぁ、R243のトラックでは20m級車両はスケール感が微妙なので、気にしない。

BOOK R.J.ソウヤー「ホミニッド 原人」

_ ネアンデルタールが文明を築いた世界から、こちら側(クロマニヨンが築いた世界)に訪問者が現れる話。SF的なネタには満ちているけど、SF的な厳しさや深さはなくて、大体においてライトノベル。

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BOOK 藤崎慎吾「ストーンエイジCOP」

_ 人体改造系のSF。元々、生物系に強い作家なのでその辺のリアリティ、というか変に熱くならずにSFネタを書けるスタイル、が良い。もっとも子供が重要な役割なのに、その子供の描写があくまでも大人から見た描写なのが厳しいかも。

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3月19日(土)

今日

_ 日中は寝ていた。起き出してからはひたすら整理。とりあえず所有欲がわかない本とコミックス、それに文庫落ちした新書は処分する方向で。恩田陸とかでかなりある単行本は取りあえず保持。


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3月20日(日)

今日

_ 寝る。本整理。食事。本整理。寝る。食事。という感じで。

_ もちろん本整理と言いつつ出てきた本を読んでしまうので、さっぱり進まないわけで。そして「お迎えです」はまだ厳しかった。泣くほど厳しいとまでは思わなかったんだけどな。


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3月21日(月)

今日

_ ねるねる。コミケSP4はやる気出ないので回避した。元々このイベントを楽しむとしたら、24時間スタッフやる(その後倒れる)のが面白かったと思うので、それがなかった以上回避かな、と。おりくらせんせーのところを見ると、例によって色々あったようだが。

_ というか。南国ドミニオンが中毒性で困る。お嬢とかポニーとかメイドとかドクターとか。……ほとんどじゃん。

_ ポリティカルコンパスは「保守・リベラル度 -6.25 / 右・左度 -0.67」。まぁリベラル左翼だよな。

ANIME Air 11話

_ 観鈴と晴子の話。話として必要なのはわかってるが、本質的に興味のない部分なので流し。10話のラストで往人さんが出てきた時点でかなり醒めてしまったかも。最終回に期待するのだが、やはりアニメとゲームは違うのか。いきなり映画館の中や街中の実写画像が出てこなくてもやれることはあるとは思うんだが。

BOOK 小説推理編集部編「脅迫状であてましょう他 名探偵になるための必須9項目!」

_ 有名人に脅迫状を書かせて筆跡鑑定したりとか。要するに内輪受けだけど、まぁ面白い。

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BOOK アン・マキャフリー「天より授かりしもの」

_ 「誰も猫には気づかない」と同系統のファンタジー。良いものです。

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BOOK 森奈津子「西城秀樹のおかげです」

_ 収録作がなんか読んだ事ある感じがして、またうっかり既に読んだ本を買ったかと思ったが、「SFバカ本」収録作が多かったからだった。そのせいもあって、官能ネタよりもバカと笑いの成分が強め。

_ 森奈津子「西城秀樹のおかげです」【 amazon / bk1

BOOK 殊能将之「鏡の中は日曜日」

_ 鎌倉浄明寺を舞台にする館物ミステリ。舞台になる梵貝荘の平面図が県立近代美術館鎌倉館を思い出させるが、どうだろう。誘導・すりかえ・誤認のトリックは相変わらずさすがのテクニック。

_ 殊能将之「鏡の中は日曜日」【 amazon / bk1

BOOK 殊能将之「樒/榁」

_ 「鏡の中は日曜日」の番外編といった感じ。読む順序が逆になると興ざめになるので注意。

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3月22日(火)

今日

_ だらだら出勤。連休明けは仕事がたまっていやだねとか、平日が4日しかないと厳しいとか。何でこんなに仕事やってるかなという疑問とか。

_ 彼女が欲しいのと模型やPCを買いまくるのとは欲求の源泉からして同じだよなとか。要するに昔得られなかったものが欲しいだけというか。そんなことを考えてみたりもしつつ。言い換えると、「昔の自分」という他者の欲望を今の自分が欲望するという形式、もちろん「昔の自分」は今の自分が認める・捏造した存在であって。まぁそんな話。


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3月23日(水)

今日

_ ログ監査は重要だな。悪い事するにはそれなりの覚悟が必要、とか。

_ 帰りがけに丁重なやりすぎメールを関係者に送る。午前7時集合・翌朝7時解散。そして、W2600が届いていました。箱のサイズは大体PE1850とかと同じぐらい。PEと違うのは箱にW2600と書いてあるところかな。引越し先に搬入するつもりなので、まだ開梱してません。

_ っていうか、隣家に預けるな、佐川よ。従妹の家だから良かったけど、ただの隣人なら顰蹙物の大きさですよ。

SPAM

_ こんなヘッダのメールが来た。

Received: from mx01.mail.goo.ne.jp (251.106.150.220.ap.yournet.ne.jp [220.150.106.251])by mail523.nifty.com
 with SMTP id j2N4KV27012185 for <*******@nifty.com>;
 Wed, 23 Mar 2005 13:20:42 +0900
Date: Wed, 23 Mar 2005 13:20:42 +0900
From: t@bardiel.niu.ne.jp, "[*******nifty.com]"@bardiel.niu.ne.jp

_ Recievedフィールドは分かるとして、Fromはどっかで補完されたんだろうか。(******は伏字および文字化け)

_ ところで、先日来た例のUFJの件のメールは妙に遅延していたが、こんなものだろうか。

Received: from unknown (HELO ms02.ufjbank.co.jp) (210.128.155.15)
 by ******.niu.ne.jp
 with SMTP;
 19 Mar 2005 02:16:22 +0900
Received: (qmail 7510 invoked from network);
 18 Mar 2005 13:52:44 +0900
Received: from unknown (HELO ufjbank.co.jp) (127.0.0.1)
 by 0
 with SMTP;
 18 Mar 2005 13:52:44 +0900
To: お客様各位
From: UFJ銀行
Subject: UFJ銀行を偽装した電子メール詐欺について

_ 多分数百万ぐらいのユーザー数はいるだろうから、ちょっと気合入れたqmailのサーバ1台で送ればそのぐらい時間かかるだろうけど。速報性が必要な内容でこれだとちょい厳しくないですかね。qmailってあたりが急場に準備した感漂ってる気もする。


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3月25日(金)

今日

_ 0845豊洲だった。大崎乗換えで山手線内に入る変則アプローチ。時間つぶしのMOSでRRs対戦をした。さすがにニトロなしでは勝てない。

_ ドコモPHSの乗り換え案内が来た。宛名シールに080から始まる11桁の数字があったが、移行後の番号?

BOOK 川又千秋「反在士の指環」

_ スペースオペラ+アイデンティティ話といった素材には満ちているのだけど、どうにも話が途切れ途切れで。楽しめたが、惜しい感。

_ 川又千秋「反在士の指環」【 amazon / bk1

BOOK 熊倉隆敏「もっけ 4」

_ 「イソオンナ」かな。那州雪絵の「雪女」とか妖魔夜行の濡れ女とか。こういった場面での女妖怪がみせる情けのようなものが、意味や意図が不明で捉え所がない一方で、どうにも好きだ。

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BOOK かわぐちかいじ「ジパング 18」

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3月27日(日)

今日

_ 昨日は某会合で山の手線内をふらふら。とりあえず皆で集まるのは良いことだ。そして、今日は12時から18時ぐらいまで寝ていた。結局30時間ぐらいの連続稼動だったか。

_ Airの感想を書かねばと思っていたが、アニメ版に関してはJAGARLさんのがまとまっていて同意もできるので、いいかなと。


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3月28日(月)

今日

_ 雨が降っていたが、傘の手持ちがなかったので強行。時間雨量5mm程度なら大丈夫だろう。今日の勤務地は駅に近いし。

BOOK 平坂読「ホーンテッド 3 ラッシュ&ラッシュ」

_ 中篇x2の外伝風。ネット文体の萌えテキストといった感じ。1巻のインパクトはないが、2巻ほど普通のライトノベル風でもなく。よく言えばキャラクタの設定を掘り下げて次以降に繋ぐ、になるが。萌えテキスト補充にはなったので、次も買うと思う。

_ 平坂読「ホーンテッド 3 ラッシュ&ラッシュ」【 amazon / bk1

BOOK 片山憲太郎「電波的な彼女 愚か者の選択」

_ 説教系。同人活動関係の言葉や背景が多用されているのが目立つが、基本は説教。なんとなく、上段の「ホーンテッド」にも似ている気がする。こっちは萌えテキストではないけれど。

_ こういう説教が許可されるかどうかとかも、レーベルの編集方針とかありそうだ。とりあえず電撃ではあまり見ないスタイルだと思う。富士見でも見ないがミステリもファンタジアもそれ以外で差異化しているのでさほど気にならない。

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ANIME Air 12話

_ なんとなく流してしまった。ラストの子供たちの会話は良いが、あとは画像的な綺麗さぐらいかも。最後まで水面表現が微妙だった。晴子、おぼれるぞ。

_ からすさんは飛びたくて飛ぶだけだと思うのだ。それと、総集編の予告なんか入れないで正しく1話の予告を入れればよかったのに。


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3月29日(火)

今日

_ 久しぶりにテキストを書いた。

_ 大航海時代面白そうだなー。南国ドミニオンを大体終わらせて以来、ほとんどゲームできてないけど。今日も帰ったらW2600のセットアップだけど。PSOBBもぜんぜんできてないけど。orz

ANIME TV版Airに関して

_ アニメ版Airに対する違和感の源泉は次の二つである。
1, ゲーム版におけるプレイヤーとアニメ版における視聴者の位置づけが異なる。
2, 1の差異により、特にAir篇の位置づけが大きく変わっている。

_ 1の点については改めて指摘するまでもないだろう。ゲーム版においてはプレイヤーは往人であったり、そらであった。より正確には彼らの視点と意志を共有した。一方、アニメ版の視聴者は常に外部にある視点は常に登場人物の外側に設定され、彼らの意志はただ表出によってのみ知られる。つまり、プレイヤーは「往人と共に決断する」のであるが、視聴者は「往人の決断を知る」のである。

_ 1の点を考えれば、2の点については明白であろう。Air篇にはそらというDream篇には存在しなかったものが登場する。そして、そらは往人の意志を継ぐものとして設定されている。つまり、次の三者が等しく往人として振舞う。

  • 「Dream篇の往人」
  • 「Air篇の往人」
  • 「Air篇のそら」

_ ここで、ゲーム版においては往人と視点と意志を共有するプレイヤーが存在し、この三者に関与している。すなわち、ゲーム版・アニメ版での、彼らの関係は以下のようになる。

  • ゲーム版

    「Dream篇の往人」 +---- (往人) -----> 「Air篇の往人」
    |
    + (プレイヤー) --+
    |
    (カラス) ----+> 「Air篇のそら」
  • アニメ版

    「Dream篇の往人」 ------------------> 「Air篇のそら」
    (新たに現れた往人) -----> 「Air篇の往人」

_ この差異が顕著に現れるのが、アニメ版11話ラストシーンでの往人(そら)の登場である。この場面では、Dream篇での往人がそらとして戻ってきた事が観鈴に告げられる。この場面は「Dream篇の往人」がそのまま「Air篇のそら」であるアニメ版に特有の場面である。

_ ゲーム版では、そのような場面は存在しない。「お前のそばにいて、お前が笑うのを観ていれば」というDream篇での意志は、往人がそらになる事からではなく、プレイヤーの視点と意志の共有の場が往人からそらへ移ることによって、Air篇へ引き継がれるからである。ゲーム版において、そらは「そばにいて笑うのを観ている」だけのカラスでしかない。

_ この差異によって、Air篇の別の場面の意味も大きく変わっている。たとえば、ラストでそらが飛び立つ場面はゲーム版では、プレイヤーと視点と意志を共有するそらが飛び立つことで、Airというゲームの場へのプレイヤーの別れを象徴する。しかし、アニメ版の場合には、そらになった往人が飛び立つという意味の取りにくい場面になってしまう。

_ このようにゲーム版とアニメ版での往人とそらの関係の差異はAir篇の位置づけを変化させており、これが特にゲーム版に思い入れの強い人間が得る違和感のひとつの源泉と思われる。

_ 参考テキスト
プレイヤーの視点について 〜AIR・AIR篇を中心に〜」
GD#収録テキスト」のゲームに関するテキスト


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3月30日(水)

今日

_ 「ポンペイの四日間」を読みながら出社。今日はさすがに遅延がなかったな。

BOOK バートランド・ラッセル「哲学入門」

_ いわゆる概論的な入門ではないが、それなりに平易なテキストなので、とりあえず思考を慣らすのには良いだろうか。内容的には微妙に思えたが、それは背景の問題だから。。

_ バートランド・ラッセル「哲学入門」【 amazon / bk1


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3月31日(木)

今日

_ 常駐勤務。帰りにとらに寄ったが、マリみての新刊はなかった。そして、今日も抑止をくらいました。大崎でたら東京貨物ターミナル付近で防護発報。10分ぐらいで復帰したけど。

BOOK 谷川流「涼宮ハルヒの動揺」

_ 今回も短編集。「朝比奈ミクルの冒険 Episode00」が素敵にだらだらで、迷走しまくるアニメ26回の要約を読む感があった。

_ 谷川流「涼宮ハルヒの動揺」【 amazon / bk1

BOOK ロバート・ハリス「ポンペイの四日間」

_ ヴェスヴィオ火山の噴火とポンペイの壊滅の四日間という、タイトルの通りの作品。大体において紀元1世紀のローマ帝国案内なので、小説的な面白さというよりは良質な教養書の面白さがある。ポンペイの将来を占った巫女の見たものが素敵。

彼女は町を見た、いまから何年もあとの、われわれの町を。千年後、ことによるともっとあとかもしれない。……世界中で有名になっている都市を見た。われわれの神殿、われわれの円形闘技場、われわれの街路----あらゆる国の言葉を話す人々が押し寄せてきている。……皇帝たちが土に返り、帝国が滅んだはるか後になっても、われわれがここに立てたものは残っているのだ。(P.318)

_ ロバート・ハリス「ポンペイの四日間」【 amazon / bk1


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