_ 徹カラの余波でだるだるである。日曜は早めに寝落ちしたので寝坊しなかったのが良かったぐらい。そして、アニメのスタックがそろそろ1週間になりそう。(正確には既に1週間以上遅れのがあるのだが、録画し損ねて知人に都合してもらった分なので)
_ mixiを断続的に整理中。ネタとしては面白いが書き込みがまるっきりそぐわないコミュ1を退会。職場関係が面倒なのでmy mixiも整理したいが、それも色々と面倒そうでやってない。旧来のネット関係の知人はこの日記を直接参照するので良いのだが、高校・大学の知人たちとのつながりがmixiに偏っているのがあってmixi自体はやめにくい。
_ ID捨てるのは3000番台のIDがもったいない。
_ ところで日記の文章の大半が逆接法な件について。
> grep hoge /var/log/httpd-access.log | grep ^cf
cf.bardiel.tomangan.org XXXX.ezweb.ne.jp - - [XX/Mar/2006:XX:XX:XX +0900] "GET /diary/ HTTP/1.1" 200 14356 "http://XXXX" "KDDI-XXXX UP.Browser/6.XXXX (GUI) MMP/2.0"
_ 自分のW32SAも対象だった。特に問題になりそうな「お気に入り」登録はないけど。mobile mixiのURLとかは微妙に嫌かもしれない。
_ なんとなく思い立ってエディタをWZ EDITOR 5.0にバージョンアップした。15年以上同じエディタを使っているのでいまさら別のに乗り換えられない。
_ 昨日、いつもの様に新宿ルミネのBOOK FIRSTに行ったら、ルミネカードで全館10%OFFとかで会計列がすごいことに。神林長平の新刊が出ていたので買うつもりだったのだが、あきらめた。立ち読みで眺めた感じ気合入っていそうだったので週末にちゃんと読むつもり。
_ 内容紹介はアフィリエイト先参照。恩田版「ガラスの仮面」とされているが、まさしくそんな感じ。
_ 描かれる舞台は三つ、主人公の少女が演劇界に登場するショートエピソードと、伝説的なプロデューサーが新国立劇場のこけら落とし作品のために行うオーディションが一次と二次があって二つ。ただし、オーディションは参加者四人分がそれぞれきっちり描かれるので八シーン、恩田作品の中でも分厚い方(麦海ぐらい)の分量のテキストの大半がこの劇中劇の描写に費やされている。
_ そんでもって、この劇中劇の描写が凄い。力のある短文を連ねて、過剰なまでに描写される舞台・役者の体と心の動き。ガラスの仮面のあの(今の感覚で読むと尚更)演出過剰な描写がそのままテキストに落とし込まれている感じ。物語の後半になると、この「劇中劇の文体」が、地の場面(劇中劇でない場面)にも滲んでくる感じで、読者もどんどん煽られる感じがある。
_ 正直、最初の100Pぐらいは登場人物に繋がりがなくて退屈な感じだったが、ショートエピソードの舞台が過ぎるぐらいから、ぐっと引き込まれた。曖昧に提示されていたオーディションが始まり、シナリオは同じだがスタイルの違う劇中劇が展開する。ここからが本当に面白い。
_ いくつもの劇中劇を経て、ページの残りがどんどん減っていくと「まだまだ読みたい」「読めば終わってしまう」という久しぶりの感覚があった。最後の劇中劇の後のエピソードはいかにもなラストだけど、その辺も含めて小説というよりもコミックという感覚の強い作品だった。
_ 単体作品としてみれば説明不足のところとかも多くて、長大な作品の中からおいしいエピソードを引っ張ってきただけという感じも否定できない。しかし、結局その点も「もっと先が読みたい」って感じが強い。関根一家や常野物語みたいに短編でもいいからどっかに書いてくれないかなー。
+ 河合弟 『3月11日に物理部OBの同窓会があるそうですー』