ライトノベル一覧

NO IMAGE

米澤穂信『いまさら翼といわれても 前篇』のはなし

 『いまさら翼といわれても』は千反田えるの物語になるだろうか。  ある休日、折木は市の合唱祭の会場から千反田が突如消えたという連絡を伊原から受ける。千反田は何を思い、どこへ消えたのか。というのが今回の前篇だ。  物語の冒頭には、自宅で合唱曲の練習をしていた千反田が父に「だいじ...

NO IMAGE

『遠まわりする雛』が好きなあなたに『折れた竜骨』を薦める

『遠まわりする雛』および<古典部>シリーズのネタバレを含みます 『遠回りする雛』 『遠回りする雛』は<古典部>シリーズの四冊目、主に『小説 野性時代』を初出とする短編を集めた、今のところシリーズ内唯一の短編集である。冒頭の『やるべきことなら手短に』は奉太郎が千反...